やっとめまいが治りました。
やっとというのは、他でもありません。やっと、というに相応しいだけ、目がまわっていました。
一番最初のめまいは、昨年11月下旬。
朝方寝返りをうったときに。
「なんか、くらくらしたような。」
気のせいだと思って、お手洗いへ。
目の前が、ぐらぐら揺れていました。それでも寝ていれば治るだろうと、再び眠りました。
朝、6時頃、やはり寝返りをうつと、ぐらぐらし、中々収まらないながらも、リビングへ。
それでも、とりあえず歩くことができるのだから、と食事をとり、もうひと眠り。
体を起こした時に、完全に油断していました。
目の前の景色が定まりません。慌てた私は、とっさに体を横に倒してしまいました。
眼前の風景の回転が止まず、気持ちが悪くなり、嘔吐しました。
以前めまいを起こしたのは、ざっと12~13年前。
その時も思ったのですが、お医者さんに行けなくなるほどめまいがひどくなってはいけない、と思って、病院に駆け込みました。
お医者さんはいい笑顔で、
「よくあるタイプのめまいだね。」
と。
そう、これだけなら、本当によくある話で、安静にしていれば治る、いたって普通?なめまいでした。
約一週間寝込み、下を見る事や、首を振る事はむずかしくとも、なんとか散歩に出る事はできるようになりました。
もう一週間たったころ、今度は母がめまいを起こしました。
母は、一年前になっためまいの後遺症みたいなめまいが、こんなころに襲ったようです。
年の瀬を母子揃って半分寝込んだような状態で迎え、私が座って、文字などを書けるようになったのは、年があけて、一週間経ったころのことでした。
「やっと動ける」
そう思い、せっせとアイディアスケッチにエスキース。
次に描く絵を順調に準備しはじめました。
その約二週間後、
朝方、またもや、くらくらが襲ってきました。
この前ほどのめまいではなかったものの、一週間は安静に。
その後、またもや、下を向いたりできず、首が振れないなど・・・。
お医者さんに聞いたところ、今年は特に、めまいが多いんだとか。きっとストレスもあるのでしょう。
そして、私のめまいの性質は、耳からくるものだったので、耳は、気温が下がるときに特に影響を受けやすいとも聞きました。
とは言え2月の中旬ごろには、調子を取り戻してきました。
寝起きには気を遣うが、もうそれほどくらくらしなくなってきた頃、夜中、お手洗いに何の気はなしに立ちました。
ベッドから起き上がり、歩き始めた時、ぐらーりと風景が回り、バタン。転んでしまいました。
「まだめまいの影響があったのかー!!!」
心の中で絶叫です。
そして、治りかけていためまいが、逆戻りとまではいかなくとも、影響が長引くことに。
その影響は中々収まらず、今度こそ、今度こそは、油断をしない、と決め込み、3月、4月を過ごしました。
3月の下旬から、少しずつ、パソコン作業もできるようになったので、このサイト作りを始め、ゆっくり、ゆっくり、めまいは治っていきました。
寝返りをうっても、ふわふわしなくなったのは、4月の中旬ごろから。頭をかたむけてもふわふわしなくなったのは、ここ数日のことです。
-今回のめまいは、個展の疲れが発端でしたが、その後は、ほとんど油断を繰り返してしまったことにありました。
本来体は上部な方なので、この、動けなかった期間が、悔しいです。もう少しのバランスの悪さをまだ、ほんの少し感じるので、作業をしながら、本当の意味での完治を心から誓いました!
※画像のケーキは、本文とは関係ありません(笑)